英語で「できるよ!」とか「これ使っていいよ」と言うとき、どうやって表現しますか?そんなときに活躍するのが「can」という助動詞です。でも、「canってどんなときに使うの?」と迷うこと、ありますよね。
実は、「can」の使い方はとってもシンプル!「できる」「許可」「可能性」を表す便利な言葉なんです。イメージで覚えれば、すぐに使いこなせますよ。
【ゼロからの文法】シリーズでは、英語初心者でも無理なく学べるように、文法のポイントをわかりやすく解説します。丸暗記じゃなく、「感覚」や「イメージ」で自然に覚えられる方法をお届けします!
前回の記事では「現在形と過去形」の使い分けを学びました。まだ読んでいない方はこちらからチェック▼

今回は、「can」の使い方を一緒にマスターしましょう!
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「can」って何?使い方をやさしく解説!
「can」は「できる」という意味の助動詞で、英語ではいろんな場面で使われます。まずは実際の例文を見てみましょう。
「can」の例文
- I can swim.
(私は泳げるよ) - You can use my phone.
(私の電話を使っていいよ) - It can rain today.
(今日は雨が降るかもしれない)
これを見ると、「can」は「できる」「許可」「可能性」を表すことがわかりますよね。
「can」の3つの使い方
「can」には主に3つの使い方があります。それぞれのイメージと一緒に覚えましょう!
1. 能力(できること)
「自分が今できること」を表すときに使います。
- I can play soccer.
(私はサッカーができる) - She can sing well.
(彼女は上手に歌える) - We can cook dinner.
(私たちは夕飯を作れる)
イメージ: 「自分にその力がある!」
2. 許可(してもいい)
「何かしてもいいよ」と許可を出すときにも使います。
- You can sit here.
(ここに座っていいよ) - He can take a break.
(彼は休憩してもいい) - They can use the room.
(彼らはその部屋を使ってもいい)
イメージ: 「OKを出してる感じ!」
3. 可能性(〜かもしれない)
「ありえること」や「可能性」を表すときにも使います。
- It can snow tonight.
(今夜は雪が降るかもしれない) - This plan can work.
(この計画はうまくいくかもしれない) - People can change.
(人は変われるかもしれない)
イメージ: 「もしかしたらね!」
コツ: 「can」は「できる」「許可」「可能性」の3つを押さえればOK!
「can」の使い方のポイント
「can」を使うときのポイントを整理します。
- 動詞の前に置く
例: I can swim.(泳げる) - 形はいつも同じ(人や数で変わらない)
例: She can, We can(三人称でも「s」はつかない) - 後ろは動詞の原形
例: I can go.(行くことができる)※goingとは言わない
この3つのルールを覚えれば、「can」はバッチリ使いこなせます!
「can」を使った簡単な練習
ルールを覚えたら、さっそく試してみましょう!次の空欄に「can」を入れて文を完成させてください。
- I _______ speak Japanese.
(私は日本語が話せる) - You _______ borrow my book.
(私の本を借りていいよ) - It _______ be cold tomorrow.
(明日は寒いかもしれない)
答え:
1. can / 2. can / 3. can
身の回りで練習:
- 「私、走れるよ!」
I can run! - 「ここに座っていいよ」
You can sit here.
毎日少し使ってみると、あっという間に慣れますよ!
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「can」で英語を楽しく!
「can」は「できる」「許可」「可能性」を表す便利な助動詞。この3つのイメージを覚えて、ぜひ日常生活で使ってみてください。初心者でも簡単に使いこなせますよ!

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