「これ、起こるかも?」と英語で言いたいとき、「may」「might」「could」のどれを使うか迷ったことありませんか?全部「可能性」を表すけど、微妙なニュアンスの違いがあるんです。中級者なら、この違いを感覚でつかんで使いこなしたいですよね!
【ゼロからの文法】シリーズでは、初心者からステップアップしたい人に向け、文法を「イメージ」で自然に覚える方法を解説します。前回の「get」の使い方はこちら▼

今回は、「may」「might」「could」の可能性の違いをマスターしましょう!
英語の基礎を学ぶには一冊は参考書があると良いです!中学英語の文法はわかりやすくておすすめ!
「may」「might」「could」を会話で感じる
まずは日常シーンで3つをイメージしてみましょう。
朝、友達と天気を話してる。「It may rain later.」(後で雨降るかもね)。
友達は慎重に「It might rain, so bring an umbrella.」(雨降るかもしれないから傘持ってて)。
別の友達が「It could rain—or snow!」(雨か雪かもね)と可能性を広げる。
この3つ、似てるけど話し手の「確信度」や「トーン」が違うんです。詳しく見ていきましょう!
「may」「might」「could」の違いを解剖
1. 「may」:現実的な可能性
「ありそう!」とわりと自信があるイメージ。許可の意味でも使われます。
- It may rain this afternoon.
(午後、雨が降るかも)→ 50%くらいの確信 - You may leave now.
(もう帰っていいよ)→ 許可
2. 「might」:遠い可能性
「うーん、もしかしたら?」と少し慎重で確信度が低いイメージ。過去の可能性にも使える。
- It might snow tonight.
(今夜、雪が降るかも)→ 30%くらいの確信 - She might have forgotten.
(彼女、忘れたかもね)→ 過去の推測
3. 「could」:幅広い可能性
「可能性としてあり得るよ」と広い視点で考えるイメージ。能力の意味も含む。
- It could be sunny or rainy.
(晴れか雨かもね)→ いろんな可能性 - I could help you.
(手伝えるよ)→ 能力
表で比較
形 | イメージ | 確信度 | 例文 |
---|---|---|---|
may | 現実的 | 中くらい(50%前後) | It may rain. |
might | 遠い・慎重 | 低め(30%以下) | It might rain. |
could | 幅広い | 不定(可能性の範囲) | It could rain. |
「may」は現実的、「might」は控えめ、「could」は可能性を広げる感じがポイント!
中級者向け:細かい使い方のコツ
中級者なら知っておきたい3つのポイントを押さえましょう。
- 過去の推測: 「might have」「could have」で過去の可能性を。「may have」は少しフォーマル。
She might have missed the bus.(バスに乗り遅れたかも) - トーンの違い: 「may」は自信ありげ、「might」は控えめ、「could」はニュートラル。
You may be right.(君が正しいかもね)→ 少し確信 - 許可と可能性: 「may」は許可でよく使うけど、「could」は仮定の許可に。
Could I use this?(これ使ってもいい?)→ 丁寧な仮定
「may」「might」「could」クイズに挑戦!
どれが自然か選んでみて!中級者ならニュアンスも意識して。
- It ___ be cold tomorrow.
(明日、寒いかもね)
A. may B. might C. could
→ どれでもOKだけど、どれが一番自然?(天気予報見て50%確信なら?) - He ___ have lost his phone.
(彼、電話なくしたかも)
A. may B. might C. could
→ 過去の推測でどれが適切?
答えのヒント:
1. A(現実的な予報なら「may」) / 2. BかC(過去推測で「might」「could」が自然、「may have」は硬い)
日常で試して:
- 「雨降るかもね」
It may rain soon. - 「昨日寝坊したのかも」
He might have overslept yesterday.
英語の基礎を学ぶには一冊は参考書があると良いです!中学英語の文法はわかりやすくておすすめ!
「may」「might」「could」で表現を豊かに!
「may」は現実的、「might」は慎重、「could」は広く。このニュアンスを日常で使いこなして、中級者の英語力をアップさせましょう!次回もお楽しみに。
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