【ゼロからの文法⑭】「may」「might」「could」の可能性のニュアンス

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「これ、起こるかも?」と英語で言いたいとき、「may」「might」「could」のどれを使うか迷ったことありませんか?全部「可能性」を表すけど、微妙なニュアンスの違いがあるんです。中級者なら、この違いを感覚でつかんで使いこなしたいですよね!

【ゼロからの文法】シリーズでは、初心者からステップアップしたい人に向け、文法を「イメージ」で自然に覚える方法を解説します。前回の「get」の使い方はこちら▼

今回は、「may」「might」「could」の可能性の違いをマスターしましょう!

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「may」「might」「could」を会話で感じる

まずは日常シーンで3つをイメージしてみましょう。

朝、友達と天気を話してる。「It may rain later.」(後で雨降るかもね)。

友達は慎重に「It might rain, so bring an umbrella.」(雨降るかもしれないから傘持ってて)。

別の友達が「It could rain—or snow!」(雨か雪かもね)と可能性を広げる。

この3つ、似てるけど話し手の「確信度」や「トーン」が違うんです。詳しく見ていきましょう!

「may」「might」「could」の違いを解剖

1. 「may」:現実的な可能性

「ありそう!」とわりと自信があるイメージ。許可の意味でも使われます。

  • It may rain this afternoon.
    (午後、雨が降るかも)→ 50%くらいの確信
  • You may leave now.
    (もう帰っていいよ)→ 許可

2. 「might」:遠い可能性

「うーん、もしかしたら?」と少し慎重で確信度が低いイメージ。過去の可能性にも使える。

  • It might snow tonight.
    (今夜、雪が降るかも)→ 30%くらいの確信
  • She might have forgotten.
    (彼女、忘れたかもね)→ 過去の推測

3. 「could」:幅広い可能性

「可能性としてあり得るよ」と広い視点で考えるイメージ。能力の意味も含む。

  • It could be sunny or rainy.
    (晴れか雨かもね)→ いろんな可能性
  • I could help you.
    (手伝えるよ)→ 能力

表で比較

イメージ確信度例文
may現実的中くらい(50%前後)It may rain.
might遠い・慎重低め(30%以下)It might rain.
could幅広い不定(可能性の範囲)It could rain.

「may」は現実的、「might」は控えめ、「could」は可能性を広げる感じがポイント!

中級者向け:細かい使い方のコツ

中級者なら知っておきたい3つのポイントを押さえましょう。

  • 過去の推測: 「might have」「could have」で過去の可能性を。「may have」は少しフォーマル。
    She might have missed the bus.(バスに乗り遅れたかも)
  • トーンの違い: 「may」は自信ありげ、「might」は控えめ、「could」はニュートラル。
    You may be right.(君が正しいかもね)→ 少し確信
  • 許可と可能性: 「may」は許可でよく使うけど、「could」は仮定の許可に。
    Could I use this?(これ使ってもいい?)→ 丁寧な仮定

「may」「might」「could」クイズに挑戦!

どれが自然か選んでみて!中級者ならニュアンスも意識して。

  • It ___ be cold tomorrow.
    (明日、寒いかもね)
    A. may B. might C. could
    → どれでもOKだけど、どれが一番自然?(天気予報見て50%確信なら?)
  • He ___ have lost his phone.
    (彼、電話なくしたかも)
    A. may B. might C. could
    → 過去の推測でどれが適切?

答えのヒント:
1. A(現実的な予報なら「may」) / 2. BかC(過去推測で「might」「could」が自然、「may have」は硬い)

日常で試して:

  • 「雨降るかもね」
    It may rain soon.
  • 「昨日寝坊したのかも」
    He might have overslept yesterday.

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「may」「might」「could」で表現を豊かに!

「may」は現実的、「might」は慎重、「could」は広く。このニュアンスを日常で使いこなして、中級者の英語力をアップさせましょう!次回もお楽しみに。

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