【ゼロからの文法㉒】関係副詞 where/when/why/how 徹底解説

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場所、時、理由、方法を英語で説明したいと思ったことはありませんか? 実は、これらの情報をスムーズに伝えるために欠かせない文法要素が「関係副詞」なのです。

「This is the restaurant where I first met my wife.(ここは私が初めて妻と出会ったレストランです。)」この文の「where」が関係副詞!関係代名詞と類似する点もありますが、文を飾り付けるだけでなく、場所や時などの情報を付け加えて、より詳しく説明できるのが特徴です。もしかすると、関係副詞は少し難解に感じるかもしれませんね…?

そこで今回は、関係副詞の基本から応用までを徹底的に解説します!場所、時、理由、方法を自由に操り、あなたの英語表現を一段とレベルアップさせましょう!

【ゼロからの文法】シリーズでは、初心者からステップアップしたい人に向け、文法を「イメージ」で自然に覚える方法を解説します。前回の「関係代名詞」はこちら▼

目次

基本の確認:「関係副詞」とは?

まず、基本から確認していきましょう。関係副詞とは、文と文をつなぐ役割を持ち、前の名詞(先行詞)が場所、時、理由、方法であることを説明する言葉です。「where」「when」「why」「how」などがその代表例として挙げられます。言うなれば、「情報ナビゲーター」!文に場所、時、理由、方法といった情報を示し、より具体的にしてくれるのです。

関係副詞の役割: 文をつなぎ、場所、時、理由、方法を詳しく説明する

たとえば、以下のような文を考えてみましょう。

  • This is the house where I grew up.(ここは私が育った家です。)

この文では、「where」が「the house(家)」という場所を説明しています。このように、関係副詞は「私が育った」という情報を付け加えることで、どんな家なのかをより明確にしてくれるのです!

主要な関係副詞を徹底解説

さて、関係副詞には、主に「where」「when」「why」「how」が存在します。そして、それぞれの関係副詞は、説明する名詞(先行詞)の種類によって使い分けられるのです。

1. where:場所を説明する

「where」は、場所を先行詞とする場合に使用します。「~する場所」というイメージで捉えると良いでしょう。
ちなみに、「where」の後ろには、その場所で何が行われるのかを説明する文が続きます。

  • This is the park where I often play with my dog.(ここは私がよく犬と遊ぶ公園です。)
  • I want to go to a city where it never snows.(私は雪が全く降らない都市に行きたい。)

2. when:時を説明する

「when」は、時を先行詞とする場合に使われます。「~する時」というイメージで捉えましょう。
そして、「when」の後ろには、その時に何が起こるのかを説明する文が続きます。

  • I remember the day when I first met you.(私は初めてあなたに会った日を覚えています。)
  • There was a time when I believed in Santa Claus.(私がサンタクロースを信じていた時期がありました。)

3. why:理由を説明する

「why」は、理由を先行詞とするケースで使用します。「~する理由」というイメージですね。なお、先行詞は通常「the reason」となります。
ちなみに、「why」の後ろには、その理由を詳しく説明する文が続きます。

  • I don’t know the reason why he is so angry.(私は彼がなぜそんなに怒っているのか理由を知りません。)
  • Tell me the reason why you are late.(あなたが遅刻した理由を教えてください。)

4. how:方法を説明する

「how」は、方法を先行詞とする場合に使います。「~する方法」というイメージで捉えましょう。先行詞は通常「the way」となります。
そして、「how」の後ろには、その方法を説明する文が続くというわけです。

  • This is the way how I learned to play the piano.(これが私がピアノを習った方法です。)

ただし、ここで注意しておきたい点があります。「the way」と「how」は一緒に使うことができません。そのため、どちらか一方を省略する必要があります。ちなみに、より一般的なのは「how」を省略する方です。

  • This is the way I learned to play the piano.(これが私がピアノを習った方法です。)
  • This is how I learned to play the piano.(これが私がピアノを習った方法です。)

関係副詞と関係代名詞の違い

さて、関係副詞と関係代名詞はどちらも文をつなぐという共通の役割を持っていますが、接続する要素に違いがあります。関係代名詞は名詞を修飾するのに対し、関係副詞は場所、時、理由、方法といった副詞的な意味合いを持つ要素を修飾するのです。

具体的に見ていきましょう。

  • The house that I bought is very old.(関係代名詞:私が買った家はとても古い。)
  • The house where I live is very old.(関係副詞:私が住んでいる家はとても古い。)

上記の例では、関係代名詞「that」は「house」そのものを修飾しているのに対し、関係副詞「where」は「live」という動詞を修飾し、「どこで住んでいるのか」という場所の情報を加えています。

関係副詞の省略

ところで、関係副詞は、特定の状況下においては省略することも可能です。とりわけ、先行詞が一般的な場所や時間を表す場合によく省略されます。

  • The restaurant where we ate was excellent.The restaurant we ate was excellent.
  • The day when I graduated was very hot.The day I graduated was very hot.

ただし、関係副詞を省略してしまうと文の意味が曖昧になる場合や、文法的に誤りになってしまう場合もあります。そのため、省略する際には注意が必要です。

練習問題:関係副詞を使って表現してみよう!

それでは、以下の日本語の文を、関係副詞を使って英語に翻訳してみましょう。

  • これは私が生まれた病院です。
  • 私がいつも勉強する時間帯は夜です。
  • 彼が会社を辞めた理由はわかりません。

解答例:

  • This is the hospital where I was born.
  • The time when I usually study is at night.
  • I don’t know the reason why he quit the company.

関係副詞をマスターして表現の幅を広げよう!

今回は、関係副詞の基本から応用までを解説しました。関係副詞を使いこなすことによって、場所、時、理由、方法を自由自在に表現できるようになり、英語でのコミュニケーションをより豊かにすることができます。情報ナビゲーターの役割を意識しながら、ぜひ関係副詞をマスターしてください。それでは、次回の【ゼロからの文法】もお楽しみに!

関係副詞をさらに深く理解するには、文法の参考書を活用するのがおすすめです!

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