サイマル・アカデミーでプロの通訳・翻訳家を目指そう！

2025年4月21日

通訳の勉強を本格的にしようと思うと、独学ではほぼ無理だと私は思っています。そこで登場するのが通訳の訓練学校ですが、ISSインスティテュート、サイマル・アカデミー、インタースクールなどなど、いくつかの学校があります。

今回はその中でも有名なサイマル・アカデミーをご紹介しようと思います。

「英語を使う仕事をしているけど、もっと自信をつけたい」
「通訳の仕事に興味はあるけど、どこから始めたらいいか分からない」
「いつかはプロの通訳者・翻訳者として、グローバルな舞台で活躍したい！」

そんな風に考えている人がいれば、この記事を読んで参考にしていただければ幸いです。

ちなみに私はISSインスティテュートという通訳学校で通訳を学びました。やる気がある方にはこちらもおすすめです！詳しくはこちらの記事からどうぞ！

サイマル・アカデミーってどんなところ？

サイマル・アカデミーは、通訳・翻訳会社サイマル・インターナショナルが母体となって、1980年に設立された、通訳・翻訳のプロを育成する専門学校です。

東京と大阪に校舎があり、

…という、様々なレベルの学習者に向けて、実践的なスキルを磨き、あなたの語学力を確かなキャリアへと導くことを目指しています。

サイマル・アカデミーでは、レベルや目的に合わせて、豊富なコースが用意されています。

数あるコースの中でも、今回は特に東京校で開講されている通訳者養成レギュラーコースをご紹介します。

このコースは、プロの通訳者に求められるスキルを、体系的集中的に学ぶための半年間のコースです。4月と10月に開講され、まずは通訳の基本となる逐次通訳の技術を徹底的にマスターし、その後、同時通訳の訓練へとステップアップしていくのが特徴です。

世界水準の同時通訳システムと、様々な演習が可能なLL教室を完備し（一部オンライン開講）、実践的なトレーニングを行います。オンライン授業はZoomを利用します。

現役プロの講師陣: サミットや国際会議で活躍するベテランから、若手の実力派まで、現場を熟知した講師陣が、プロのスキル、知識、そしてプロとしての心構えまで、余すところなく伝授します。
実践的な教材: 講師オリジナルの教材に加え、ビジネスシーンで頻出のトピックや、要人・著名人の実際の講演を収録した音源（生スピーチ教材）を使用。それぞれの訓練段階に合わせて、最も効果的な教材で学習できます。基礎となる要約やリテンション・リプロダクションといった練習から、実際の通訳業務を想定した高度な内容まで、教材の難易度も丁寧に調整されています。
効率的なカリキュラム: 長年の経験に基づいて練り上げられたカリキュラムで、精度の高い通訳技術を効率的に身につけられます。

東京校通訳者養成レギュラーコースには、レベルに応じた様々なクラスがあります。

クラス	対象レベル	受講料（税込）	備考
通訳準備	Advanced 1	￥245,520	初歩的な逐次通訳を実践。日本人講師とネイティブ講師によるチームティーチング
通訳Ⅰ	Advanced 2	￥277,200	通訳に必要な基礎力を養います。
通訳Ⅱ～Ⅳ	Advanced 2 + 通訳テスト合格	￥293,040～	より実践的な通訳スキルを習得します。
会議通訳Ⅰ・Ⅱ	Advanced 2（通訳Ⅳ修了レベル）	各￥356,400	同時通訳の必須能力を習得します。