オーストラリアに留学すると、英語の壁や文化の違いに直面することが多いですが、意外と悩むのが「プレゼント選び」です。
誕生日、クリスマス、お別れのプレゼント…日本の感覚で渡すと、相手を困らせたり、気まずい雰囲気になったりすることも。オーストラリアでは、「高価すぎるのはNG」「ウケ狙いが正解の場面もある」「お別れは軽めがベスト」など、日本とは違うプレゼント文化があるように思います。
今回は、私が実際にオーストラリアでやらかしてしまった「3つのプレゼントの失敗談」と、それを通して学んだプレゼント選びのコツを紹介します!

誕生日プレゼントで気合を入れすぎた話
▶ 失敗ポイント:重すぎると相手が引く
留学して1ヶ月が経った頃、バイト先のオージーの同僚が誕生日を迎えました。せっかくだからしっかりしたプレゼントを贈ろうと思い、彼が好きなブランドのキーケースを購入しました。
ところが、プレゼントを渡した瞬間、相手が固まってしまい…
「Oh… mate, this is… too much.」
その場にいた他の人たちのプレゼントを見てみると、
・$5くらいのチョコレート
・ビール1本
・ジョークTシャツ
私だけ本気を出しすぎていたようです…。オーストラリアでは「友達同士の誕生日プレゼントは気軽なもの」が基本で、高価なものを渡すと相手が気を遣ってしまうことがあるようです。
▶ これが正解!
✅ お菓子やお酒など「消えもの」が無難
✅ ジョーク系のプレゼントも人気(例:面白いデザインの靴下)
✅ 「みんなでお金を出し合って1つ買う」のもおすすめ
クリスマスプレゼントで真面目すぎた話
▶ 失敗ポイント:ウケ狙いの場なのに、本気を出しすぎた
オーストラリアのクリスマスといえば、「Secret Santa(シークレット・サンタ)」です。くじ引きで決まった相手に、$10〜$20くらいのプレゼントを贈るイベントなのですが、私は相手に喜んでもらおうとオシャレな紅茶セットを用意しました。
ところが、みんなのプレゼントを見てみると…
・「I’m not arguing, I’m just explaining why I’m right」と書かれたジョークマグカップ
・なぜかスリッパ片方だけ
・「世界一まずい飴セット」
私だけ場の空気を読めていませんでした…。
受け取ったルームメイトも「Wow… this is actually nice.」と苦笑い。オーストラリアでは、Secret Santaは「笑いをとる場」でもあるため、真面目すぎるプレゼントは場違いになることがあると学びました。
▶ これが正解!
✅ 相手の趣味を考えつつ、ちょっと笑える要素を入れる
✅ ネタ系・ジョークギフトが人気(例:ユニークなマグカップ)
✅ 「無難にしたいなら手作りのクッキーやお菓子」もアリ
帰国前のプレゼントでやりすぎた話
▶ 失敗ポイント:気持ちを込めすぎて、相手を困らせた
留学生活も終わりが近づき、お世話になったルームメイトに感謝の気持ちを伝えたいと思いました。そこで、日本らしいものをプレゼントしようと、高級な日本酒と、京都の漆塗りの箸を用意しました。
「今まで本当にありがとう!」と渡したのですが、ルームメイトの反応は微妙…。
「Uh… thanks, mate. But you didn’t have to…」
「This is too nice! I feel bad!」
どうやら、「高価なプレゼントをもらうと、お返ししなきゃいけない」とプレッシャーを感じるようです。
結局、ルームメイトは私へのお別れプレゼントとして、「私がいつも食べていたお気に入りのアイス」を大量に買ってくれました。正直、それが一番嬉しかったです。
▶ これが正解!
✅ 手書きのメッセージカードや写真アルバムが喜ばれる
✅ 日本のお菓子やお茶など、みんなで楽しめるものがベスト
✅ 「また会おう!」の気持ちが伝わるものが◎
まとめ:プレゼントは「気軽に・気持ちを込めて」!
オーストラリアのプレゼント文化は、日本とは少し違います。「高価なもの=良い」ではなく、「気軽に・プレッシャーを与えない」ことが大切です。
✔ 誕生日プレゼント → 高すぎない&ちょっとした気遣いのあるもの
✔ クリスマスのSecret Santa → ネタ系・ウケ狙いもOK
✔ 帰国前のプレゼント → 軽めのもの+思い出をシェアできるもの
「プレゼントで気を遣わせない」ことを意識すれば、オーストラリアでの人間関係もよりスムーズになります!留学する際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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