「やる気が出ない…」 そんな悩みを抱えたことはありませんか?
前回に引き続き、「やる気」について考えていくシリーズ第8弾となります。

はじめに
英語学習を続けたいのに、気づけばやる気がなくなってしまう…そんな経験はありませんか? 実は、モチベーションが続かない原因の多くは 「無意識のNG習慣」 にあります。今回は、やる気を奪う5つの習慣と、その対策を紹介します!
やる気を奪うNG習慣とその対策
1. 完璧主義になりすぎる
「完璧に理解してから先に進みたい」「一つも間違えたくない」という気持ちが強すぎると、学習のハードルがどんどん上がり、最終的には身動きが取れなくなって挫折…というパターンに陥りがちです。まるで、完璧な城を築こうとして、いつまでも基礎工事が終わらないようなものです。
「70%でOK!」 のマインドを持つことが重要です。
- 英語は使いながら覚えるもの: 完璧な文法や発音を追求するよりも、まずは積極的に使ってみることが大切です。実践を通して、自然と身についていく部分も多いのです。
- 「完璧」ではなく「とりあえずやってみる」が大事: 最初から完璧を目指すのではなく、まずは気軽に始めてみましょう。完璧主義を手放し、行動することに重点を置くことで、学習のスピードが格段に上がります。
- 間違えることを前提にして、まずはアウトプットの回数を増やす: 間違いを恐れず、積極的にアウトプットしましょう。間違えることは、成長のチャンスです。間違いから学び、次に活かすことで、着実にレベルアップできます。
2. 目標が漠然としている:フワッとした目標は、やる気を奪う!
「英語を話せるようになりたい!」「TOEICで高得点を取りたい!」という目標だけでは、具体的に何をすればいいのかわからず、途方に暮れてしまいます。まるで、地図を持たずに目的地を目指すようなものです。
「行動レベルの目標」 に落とし込むことが不可欠です。
- 「1日30分、オンライン英会話をする」「毎日10個、英単語を覚える」 など、具体的な行動ベースの目標を立てましょう。目標を細分化することで、何をすべきかが明確になり、行動に移しやすくなります。
- 「3ヶ月後に英検◯級を受ける」「1ヶ月で英語日記を10個書く」「半年後に海外旅行で英語を使って買い物をする」 など、具体的な期限を設定することで、モチベーションを高く維持することができます。
3. 他人と比較してしまう:SNS地獄に要注意!
SNSやYouTubeで「◯ヶ月でTOEIC900点達成!」「ペラペラ英会話習得!」といった成功例を見ると、「自分は全然できてない…」と落ち込んでしまい、やる気を失ってしまうことがあります。まるで、才能溢れるアスリートを見て、自分の運動能力を卑下してしまうようなものです。
「昨日の自分」と比べる習慣 を身につけましょう。
- 他人ではなく、過去の自分との成長を記録する: 単語帳に✔をつける、音読の回数を記録する、オンライン英会話で話せた内容をメモするなど、日々の成長を記録することで、達成感を得やすくなります。
- 「他人の成功例=自分のモチベーションUPの材料」と考える: 他人の成功例を、落ち込む材料ではなく、刺激やモチベーションアップの材料として活用しましょう。「あの人も頑張っているんだから、自分も頑張ろう!」という気持ちで、学習に取り組みましょう。
4. 学習方法が単調すぎる:飽きさせない工夫を!
毎日同じような勉強ばかりだと、飽きてしまい、やる気が徐々に低下してしまうことがあります。まるで、毎日同じ食事を食べているようなものです。
「勉強のバリエーション」 を増やしましょう。
- リスニング、シャドーイング、英会話、アプリ学習、洋書を読む、海外ドラマを英語字幕で見る など、様々な学習方法をローテーションで取り入れることで、飽きを防ぎ、楽しみながら学習を続けることができます。
- 「今日は海外ドラマを英語字幕で見る」「週末は英語で料理レシピに挑戦する」 など、自分の興味や関心と結びつけた学習を取り入れることで、モチベーションを高く維持できます。

勉強していると、「早く英語がうまくなりたい!」とかで焦ってしまうこともあるかと思います。でも大事なのは、学習を継続すること。継続の先にいつの間にかできるようになっているものです。というわけで、まずは自分自身を飽きさせない工夫をすることが重要だと思います。
5. やる気に頼りすぎている:感情に左右されない仕組み作り
「やる気があるときだけ勉強する」というスタイルだと、気分が乗らない日は何もしなくなり、学習習慣が崩れてしまう可能性が高まります。まるで、天候に左右される農業のようなものです。
「やる気がなくてもできる仕組み」 を作りましょう。
- 毎日決まった時間に勉強する: 毎日決まった時間に勉強することで、やる気がなくても自然と手が動く状態を作ります。まるで、歯磨きのように、習慣化してしまうことが重要です。
- 「1日5分だけやる」と決める: どんなにやる気がなくても、「1日5分だけならできる」と思えるように、ハードルを低く設定します。意外と、5分だけやると、そのまま続けられることが多いのです。
今日から変わる! 英語学習の成功を手に入れよう!
この記事では、英語学習のやる気を奪う5つのNG習慣と、その対策をご紹介しました。
✅ 完璧主義 → 70%の理解でOK!
✅ 目標が漠然としている → 行動レベルの目標を決める
✅ 他人と比較してしまう → 昨日の自分と比べる
✅ 学習方法が単調すぎる → バリエーションを増やす
✅ やる気に頼りすぎている → 仕組み化する
やる気は常に変動するもの。でも、習慣や環境を工夫すれば、やる気がなくても学習を続けることができます! 今日からこれらの対策を実践し、英語学習の成功を手に入れましょう! あなたならきっとできると信じています!


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