「やる気がゼロ…もうダメかも」と思ったことはありませんか?
前回に引き続き、「やる気」について考えていくシリーズ第9弾です。

はじめに
英語学習を続けていると、誰だって「やる気が落ちる瞬間」にぶつかりますよね。例えば、「昨日は疲れててサボっちゃった…」「今週は忙しくて全然テキスト開けてない…」なんて経験、ありませんか?私も昔、英語を始めたばかりの頃は、1週間サボっただけで「もう続けられないかも」と落ち込んだことが何度もあります。でも、そんなときこそ焦らずに立ち直る方法を知っておくと、学習がずっとラクになります。今回は、やる気が落ちたときのリカバリー術をたっぷりお届けします。落ち込んだ気持ちを切り替えて、再び英語を楽しむための具体的なヒントが詰まっていますよ!
前回の記事では、やる気を奪うNG習慣とその対策をお伝えしました。でも、予防策を知っていても、どうしてもモチベーションが下がってしまう日はありますよね。今回は、そんな「下がってしまった後」にどうするか、に焦点を当ててみました。3つのリカバリー術を軸に、具体的なアイデアや私の体験談も交えてお話しします。長い記事ですが、じっくり読んで、あなたにピッタリの方法を見つけてくださいね。
モチベーションが落ちたときのリカバリー術
1. 「サボった自分」を責めない
「3日も勉強しなかった…ダメな自分」「みんな頑張ってるのに、自分だけ遅れてる」と自己嫌悪に陥ると、やる気はどんどん遠ざかってしまいます。まるで、自転車で転んだ後に「もう乗れない」と決めつけて、立ち上がるのを諦めてしまうようなものです。私も昔、TOEICの勉強を1週間サボったときに「こんなんじゃ目標達成できない」と自分を責めて、さらに2週間何もしなかったことがあります。結果、やる気はゼロどころかマイナスに…。
「休憩も学習の一部」と考えることが大事です。サボった自分を責めるのではなく、「ここからまた始めればいい」と優しく受け止めてあげましょう。
- 「サボった日は脳の充電日」: 少し休むことで、頭がリフレッシュされて次のステップに進みやすくなることもあります。例えば、私の場合は、忙しい時期に無理やり勉強を続けようとして疲れ果てた経験があります。でも、思い切って2日休んだら、頭がクリアになって「またやってみようかな」と自然に思えたんです。罪悪感を手放して、「次に進むための準備だった」と前向きに捉えてみてください。
- 「完璧じゃなくていい」: 前回の「70%でOK」を思い出して、休んだ自分を許すことからスタート。英語学習はマラソンみたいなもの。ずっと全力疾走じゃなくて、途中で歩いたっていいんです。実際に、私が通訳者を目指していたときも、毎日完璧に勉強できたわけじゃありません。それでも、少しずつ進んでいけば必ずゴールに近づけます。
- 「小さなリセットを意識する」: サボったことを「失敗」と決めつけず、「新しいスタートライン」と考えてみましょう。例えば、カレンダーに「今日から再スタート!」と書き込むだけでも気分が変わります。私はノートに「ここからまた頑張る」とメモして、リセット感を出していました。小さな儀式でも、気持ちを切り替える効果は大きいですよ。
2. 「5分だけやってみる」を試す
やる気がゼロのとき、「今日は1時間勉強しよう!」とか「遅れを取り戻すぞ!」と意気込むと、ハードルが高すぎて動けなくなります。まるで、重い荷物をいきなり持ち上げようとして腰を痛めるようなものです。私も以前、1週間サボった後に「今日は2時間やって挽回する!」と決めたのに、テキストを開くことすらできず、結局ソファでスマホをいじって終わったことがあります。そんな経験、あなたにも心当たりありませんか?
「5分だけならできる」という小さな一歩から始めましょう。ハードルを下げて、「ちょっとだけ動く」ことが大事なんです。
- 「単語を5つ覚える」「1パラグラフ読む」: 小さなタスクなら、やる気の有無に関係なく始められます。私は「5分だけ単語カードをめくる」と決めた日、意外と10分、15分と続けられたことが何度もあります。最初の一歩を踏み出すと、「意外とできるじゃん!」と自信が戻ってくるんです。あなたなら何を5分やってみますか?例えば、「英語の短いニュースを1つ読む」とかでもいいですよ。
- タイマーを使う: 5分タイマーをセットして、「時間になったらやめてもOK」と気楽にスタート。私はスマホのタイマーを使いながら、「5分で終わり!」と自分に言い聞かせて始めます。すると、ゲーム感覚で「あと何秒!」って楽しめるし、終わった後に「やった!」という達成感が得られるんです。実際に試してみると、その軽さがクセになりますよ。
- 「5分後のご褒美」を用意する: 5分やったら「コーヒーを飲む」「お菓子を食べる」なんて小さなご褒美をセットするのもおすすめ。私は「5分勉強したらチョコ1個!」と決めた日、なんだかんだ30分続けて、チョコも美味しく感じました(笑)。小さなご褒美が、次の行動へのエネルギーになりますよ。
3. 好きな英語コンテンツで気分を上げる
やる気がないときに無理やり難しい教材や分厚い文法書を開くと、さらに疲れて「英語なんて嫌い!」ってなっちゃいますよね。まるで、風邪を引いてるときにマラソンを走ろうとして、余計に体調を崩すようなものです。私も昔、やる気がない日に「文法を完璧にしよう」と気合を入れたら、10分で頭が痛くなって投げ出したことがあります。そんな無理は、もうやめましょう。
「楽しさ」を取り戻すことから始めましょう。英語を「勉強」じゃなくて「楽しむもの」に変えると、自然とモチベーションが戻ってきます。
- 「好きな映画の英語字幕を見る」: ストーリーを楽しみながら、自然と英語に触れることで、「勉強してる感」なくモチベーションが復活します。私は『ハリー・ポッター』を英語字幕で見直したとき、「こんな簡単な表現だったんだ!」と発見があって、ワクワクしながら見続けました。あなたのお気に入りの映画やドラマ、何かありますか?そこから始めると、英語がまた好きになりますよ。
- 「好きな曲の歌詞を訳してみる」: 興味のあるものなら、気分的にもラクに取り組めます。例えば、私はBruno Marsの曲を英語で聴きながら、「このフレーズ、カッコいい!」ってノートに書き出してました。すると、いつの間にか単語を覚えてて、次の勉強へのスイッチが入ったんです。好きなアーティストやジャンルがあれば、ぜひ試してみてください。
- 「SNSで英語を気軽に使う」: ハードルを下げて、TwitterやInstagramで英語の短い投稿をしてみるのもいいですよ。「Today’s coffee is great!」とか簡単な一文でもOK。私は「英語で日常をつぶやく」を始めたら、フォロワーからの反応が嬉しくて、自然と続けられました。楽しさがモチベーションを引っ張ってくれるんです。

やる気が落ちたときって、「もうダメかも」って思っちゃう瞬間、あるよね。私も何度も経験してるから、気持ちわかります。でもね、そこで無理せず「楽しさ」から再スタートすると、いつの間にかまた走り出せてる。自分を追い込むより、優しくリカバリーしてあげてね。焦らなくても、あなたなら絶対また英語を楽しめるよ!
今日からリスタート! 英語学習を再び楽しもう!
この記事では、やる気が落ちたときのリカバリー術を3つ、たっぷり紹介しました。
✅ 自己嫌悪をやめる → 休憩も学習の一部と捉える。サボった日は充電日、リセットのチャンス!
✅ 5分だけやってみる → 小さな一歩で再起動。タイマーやご褒美で気軽にスタート!
✅ 好きなコンテンツを使う → 楽しさでモチベーション復活。映画、音楽、SNSで英語を遊ぼう!
やる気がゼロになるのは、英語学習者なら誰にでもある自然なこと。大事なのは、そこからどう立ち直るかです。私も何度も落ちて、何度も這い上がってきました。その経験から言えるのは、「完璧じゃなくていい」「楽しさが大事」ということ。今回紹介したリカバリー術を試して、英語学習をまた楽しむ自分に戻りましょう。1つでも「これならできそう!」と思えるアイデアがあれば、今日からやってみてください。あなたなら絶対に大丈夫です!応援してます!


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