グローバル化が進む現代において、英語で自己紹介をする機会はますます増えています。初めて会う人に自分を効果的に伝え、良好なコミュニケーションを築くためには、自信を持って自己紹介をすることが重要です。この記事では、さまざまな状況で使える英語の自己紹介のテンプレート、具体的な例文、そして好印象を与えるためのコツを詳しく解説します。
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英語による自己紹介の重要性

まず、自己紹介とは、第一印象を決定づける重要な機会と捉えることができます。そして、自信を持って自己紹介をすることで、以下のようなメリットがあります。
- 好印象の確立: 最初の印象は、その後の関係性に大きく影響します。
- 円滑なコミュニケーション: 相手に自分を理解してもらうことで、スムーズなコミュニケーションを促進します。
- 自信の向上: 準備された自己紹介をすることで、自信を持って話すことができます。
- 共通点の発見: 趣味や興味を共有することで、会話のきっかけを作ることができます。
英語による自己紹介の基本的な流れ

英語の自己紹介は、以下の要素で構成するとスムーズです。
挨拶:
ここでは、状況に合わせた適切な挨拶を選びましょう。特に、時間帯や相手との関係性を考慮することが大切です。
フォーマルな場面では “Good morning/afternoon/evening”、カジュアルな場面では “Hi” や “Hello” が適しています。
相手が複数いる場合は、”Good morning, everyone” のように挨拶すると良いでしょう。
また、笑顔で挨拶をすることで、より親しみやすい印象を与えることができます。初めて会う相手には、丁寧な挨拶を心がけましょう。
- “Good morning, everyone. It’s a pleasure to be here today.” (皆さん、おはようございます。本日、ここにいられることを嬉しく思います。)
- “Hi, I’m excited to meet you all.” (こんにちは、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。)
- “Hello, I hope you’re having a great day.” (こんにちは、良い一日をお過ごしでしょうか。)
- “Good afternoon, thank you for having me.” (こんにちは、お招きいただきありがとうございます。)
- “Hi there! Nice to see you.” (やあ!お会いできて嬉しいです。)
名前:
ここでは、名前と、必要であればニックネームを伝えます。また、フルネームを伝えることで、相手に正確な情報を伝えることができます。
もしニックネームがあれば、”You can call me…” と付け加えることで、親近感を与えることができます。
さらに、発音しにくい名前の場合は、ゆっくりと丁寧に発音することを心がけましょう。
また、相手が名前を覚えやすいように、簡単な説明を加えるのも効果的です。名前を伝える際は、自信を持って、はっきりと発音しましょう。
- “My name is Yumi Tanaka.” (私の名前は田中由美です。)
- “I’m Kenji Sato, but you can call me Ken.” (私は佐藤健二ですが、ケンと呼んでください。)
- “My name is Aoi, A-O-I.” (私の名前はあおいです。A-O-Iです。)
- “I’m Sakura, like the cherry blossom.” (私は桜です、桜の花のように。)
- “My name is Hiroshi Nakamura.” (私の名前は中村博です。)
所属・職業:
ここでは、会社名、学校名、役職などを伝えます。所属組織を伝えることで、相手に自分のバックグラウンドを理解してもらうことができます。
また、役職や学年を伝えることで、自分の立場を明確にすることができます。
さらに、会社や学校の簡単な紹介を添えると、より具体的なイメージを持ってもらえます。
専門用語は避け、誰にでも理解しやすい言葉を使うように心がけましょう。まずは、自信を持って、所属・職業を伝えましょう。
- “I’m a student at Keio University, majoring in Economics.” (私は慶應大学の学生で、経済学を専攻しています。)
- “I work at Sony as a software engineer.” (私はソニーでソフトウェアエンジニアとして働いています。)
- “I’m the marketing manager at ABC Company.” (私はABC社のマーケティングマネージャーです。)
- “I’m a teacher at a local high school.” (私は地元の高校で教師をしています。)
- “I’m currently working as a freelance designer.” (私は現在、フリーランスのデザイナーとして働いています。)
出身地:
こちらでは、どこから来たかを伝えます。出身地を伝えることで、共通の話題を見つけやすくなります。
また、有名な観光地や名産品について触れると、会話が広がりやすくなります。
“I’m from…” や “I come from…” を使って、出身地を伝えましょう。もし海外出身の場合は、日本の文化や習慣について簡単に説明すると、相手の理解を深めることができます。
ちなみに、地元の自慢や面白い話を交えると、場が和むこともあります。出身地を伝える際は、明るく笑顔で話しましょう。
- “I’m from Osaka, famous for its delicious food.” (私は美味しい食べ物で有名な大阪出身です。)
- “I come from Kyoto, the ancient capital of Japan.” (私は日本の古都、京都から来ました。)
- “I’m originally from Hokkaido, known for its beautiful nature.” (私はもともと、美しい自然で知られる北海道出身です。)
- “I’m from Okinawa, a tropical island in Japan.” (私は日本の熱帯の島、沖縄出身です。)
- “I was born and raised in Hiroshima.” (私は広島で生まれ育ちました。)
趣味・興味:
ここでは、趣味や興味を共有することで、会話を広げます。
共通の趣味を持つ相手とは、すぐに打ち解けることができますよね。具体的な趣味や興味を伝えることで、相手に自分の個性や価値観を知ってもらうことができます。
趣味を通じて得た知識や経験を話すと、より深いコミュニケーションにつながります。
趣味について話す際は、熱意を持って語りましょう。相手の趣味にも関心を持ち、質問をすることで、会話が盛り上がります。
- “I’m really into photography, especially landscape photography.” (私は写真に夢中で、特に風景写真を撮るのが好きです。)
- “I enjoy playing basketball and watching NBA games.” (私はバスケットボールをするのも、NBAの試合を見るのも好きです。)
- “I’m interested in learning new languages, currently studying French.” (私は新しい言語を学ぶことに興味があり、現在はフランス語を勉強しています。)
- “I love reading novels, especially science fiction.” (私は小説を読むのが大好きで、特にSF小説が好きです。)
- “I’m passionate about cooking and trying new recipes.” (私は料理と新しいレシピを試すことに情熱を注いでいます。)
自己PR:
ここでは、自分のスキルや強みを簡潔に伝えます。
自己PRは、相手に自分の価値を理解してもらうための重要な機会です。簡潔で分かりやすい言葉で、自分の強みを伝えましょう。
また、具体的なエピソードを交えることで、説得力を高めることができます。
自己PRは、自信を持って、堂々と行いましょう。ただし、謙虚さを忘れずに、相手に不快感を与えないように注意しましょう。
- “I’m a highly motivated and results-oriented individual.” (私は意欲が高く、結果を重視する人間です。)
- “I’m a team player with excellent communication skills.” (私は優れたコミュニケーション能力を持つ、チームプレイヤーです。)
- “I’m proficient in various programming languages, including Python and Java.” (私はPythonやJavaを含む様々なプログラミング言語に精通しています。)
- “I have a proven track record of successfully managing projects.” (私はプロジェクトを成功裏に管理してきた実績があります。)
- “I’m a creative thinker with a passion for solving problems.” (私は問題解決に情熱を注ぐ、創造的な思考の持ち主です。)
締め:
ここでは、感謝の言葉や今後の交流への期待を述べます。
自己紹介の締めは、相手に好印象を残すための最後のチャンスです。感謝の言葉を述べることで、相手への敬意を示すことができます。
また、今後の交流への期待を述べることで、ポジティブな関係を築くことができます。さらに笑顔で、明るく締めくくりば完璧です。
- “It was great meeting you! Let’s hang out sometime.” (お会いできてよかったです! いつか遊びましょう。)
- “Nice chatting with you. See you around!” (お話できてよかったです。またね!)
- “Thank you for your time, I look forward to getting to know you better.” (お時間をいただきありがとうございます。今後、より深く知ることができれば幸いです。)
- “It was a pleasure meeting you all, I hope we can connect again soon.” (皆様にお会いできて光栄です。また近いうちにお会いできることを願っています。)
- “Thank you for listening, I’m excited to work with you on this project.” (お聞きいただきありがとうございます。このプロジェクトでご一緒できることを楽しみにしています。)
英語で自己紹介 状況別テンプレートと例文

ここでは、カジュアル・ビジネス・面接の3つの場面に応じた状況別テンプレートをご紹介!英文テンプレートの列の英語を覚えて、一番右の「あなたが選ぶ単語」列からあなたに合った回答を選ぶだけで自己紹介が完成します!
カジュアルな場面
ステップ | 英文テンプレート | あなたが選ぶ単語 |
---|---|---|
挨拶 | Hi, everyone! / Hello! | なし |
名前 | I’m [名前]. / My name is [名前]. You can call me [ニックネーム]. | Hana (花), Taro (太郎) / Hana Tanaka (田中花), Taro Yamada (山田太郎) / Ken (ケン), Mike (マイク) |
出身 | I’m from [出身地]. | Tokyo (東京), Osaka (大阪), Kyoto (京都), New York (ニューヨーク), Paris (パリ) |
趣味 | I’m interested in [趣味]. / I enjoy [趣味]. | playing a guitar (ギターを弾くこと), reading books (読書), watching movies (映画鑑賞), hiking (ハイキング), cooking (料理) |
締め | Nice to meet you all! | なし |
ビジネス場面
ステップ | 英文テンプレート | あなたが選ぶ単語 |
---|---|---|
挨拶 | Good morning/afternoon, everyone. | なし |
名前 | My name is [名前], and I’m from [部署]. | Kenji Sato (佐藤健二), Yumi Tanaka (田中由美) / Marketing Department (マーケティング部), Sales Department (営業部), Engineering Department (エンジニアリング部) |
役職 | I’m a [役職] at [会社名]. | Marketing Manager (マーケティングマネージャー), Sales Representative (営業担当), Software Engineer (ソフトウェアエンジニア) / ABC Company, XYZ Corporation, Google |
担当 | I’m in charge of [担当]. | developing new marketing strategies (新しいマーケティング戦略の開発), managing key accounts (主要顧客の管理), designing user interfaces (ユーザーインターフェースのデザイン), project management (プロジェクト管理) |
締め | I look forward to working with you. | なし |
面接の場面
ステップ | 英文テンプレート | あなたが選ぶ単語 |
---|---|---|
挨拶 | Good morning/afternoon. Thank you for this opportunity. | なし |
名前 | My name is [名前]. | Yumi Yamada (山田由美), Kenji Sato (佐藤健二) |
経験 | I have [経験年数] years of experience in [業界]. | five (5), three (3), ten (10) / IT industry (IT業界), marketing (マーケティング), finance (金融), education (教育) |
スキル | I’m skilled in [スキル]. | project management (プロジェクト管理), software development (ソフトウェア開発), communication (コミュニケーション), leadership (リーダーシップ), problem-solving (問題解決) |
熱意 | I’m very interested in this position because [理由]. | I’m passionate about innovation (イノベーションに情熱を持っている), I’m eager to learn and grow (学び成長したい), I want to contribute to the company’s success (会社の成功に貢献したい), I believe my skills align with this position (私のスキルがこのポジションに合っている) |
締め | I’m eager to contribute to your company. | なし |
好印象を与えるためのコツ5点:英語の自己紹介をレベルアップさせる秘訣

笑顔は最強の武器!
仏頂面は損でしかありません!
満面の笑みで、相手の警戒心を一瞬で溶かしましょう。
笑顔が苦手なら、作り笑いでもOK、最初はぎこちなくても、練習すれば自然になります。
相手は自分の鏡です。あなたが笑顔でいれば、相手も笑顔になりますよ。
アイコンタクトで信用を!
相手の目をしっかり見て話しましょう。目をそらすのは、自信がない証拠。
このアイコンタクトは、自分の自信を表すと同時に、相手に対しての興味も表します。
これは、相手との信頼関係を築く第一歩です。
早口厳禁!
緊張すると、つい早口になりがち。しかし、焦りは禁物。落ち着いて、ゆっくりと話しましょう。
まるで、映画のナレーションのように、聞きやすいスピードで。
余裕のある話し方は、知性を感じさせます。
質問しましょう!
一方的な自己紹介で終わらせず、相手に質問をしましょう。
相手への関心を示すことで、会話が弾みます。
例えば、「あなたの趣味は何ですか?」、など。まずは、ありきたりな質問でもOK。
質問は、相手との距離を縮める魔法の言葉です。
準備しましょう!
自己紹介の内容を事前に準備し、練習しましょう。
上記の通り、質問も大事ですのでこちらも準備。
まるで、プレゼンテーションのように、完璧な自己紹介を目指してください。
準備万端なら、自信を持って話すことができます。
英語ゼロの状態で、今から学習するって本当に大変ですよね。私もそこからのスタートでした。今回は住所の書き方を解説しましたが、「月」を1~12月まで自信をもってない英語で言えますか?こちらの記事では、英語の「月」について徹底解説!ぜひ併せて読んでみてください!

まとめ

英語での自己紹介は、練習と準備によって誰でも上達します。
この記事で紹介したテンプレートと例文を参考に、自信を持って自己紹介に挑戦してみてください。
そして、自己紹介を通じて、新しい出会いと可能性を広げてください。
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