以前、通訳学校で学ぶ前に翻訳学校に通っていた時期がありました。そこで翻訳スキルや翻訳業界について学び、「自分には通訳の方が合っている」と将来の方向性を決めました。しかし、翻訳学校で学んだ経験は今の仕事にも活きています。というわけで、この記事ではフェローアカデミーでの経験談をシェアします。翻訳に興味がある方や、語学を深く学びたい方はぜひ読んでください。

当時の私の状況などを記事にしています。良ければどうぞ!


フェローアカデミーとは?翻訳を学ぶための専門校


フェローアカデミーは、1975年に創立された翻訳専門の学校です。実務翻訳、出版翻訳、映像翻訳の3つの分野があります。これらを中心に、基礎レベルから上級レベルまで幅広い講座を提供しています。翻訳者を目指す方にとって、確かなスキルを身につけられる場所として知られています。
ちなみに、本校は2020年2月に千代田区麹町に移転。現在は開放的なカフェエリア、スタディスペースを備えた、快適な学習環境となっています。
私がフェローアカデミーに通っていた頃は、港区赤坂の「翻訳会館」にありました。昔ながらの学校、という雰囲気でした。教室や自習室、PCルームが並び、壁には卒業生の翻訳作品ポスターが飾られていました。スタッフの方々は親身に学習相談に乗ってくれ、アットホームな雰囲気でした。


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フェローアカデミーで学んで感じたこと:経験談から


フェローアカデミーでの経験の中で最も実感したのは、
「翻訳は単に英語を日本語に置き換える作業ではない」
ということです。
翻訳では、原文の背景を理解し、最適な表現を選択する能力が必要。つまり、高い英語力はもちろんのこと、卓越した日本語のセンスも必要不可欠なのです。特に、映像翻訳や出版翻訳などは、もはや芸術の域に達していると言えるでしょう。
「心を翻訳する」
という言葉がまさに当てはまる、奥深い仕事だと感じました。
「翻訳学校はプロを目指す人のための場所」
というイメージがあるかもしれません。
ですが、フェローアカデミーで得られる知識や経験は英語学習者にも有益。英文の構造を徹底的に理解する力が養われ、日本語表現力も磨かれるからです。


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翻訳者ネットワーク「アメリア」は英語学習者にもおすすめ


ところで、フェローアカデミーは、翻訳者向けのネットワーク「アメリア」も運営しています。入会すると、翻訳に関する情報誌を定期的に購読できます。私が在学中にアメリアを購読していた経験から言うと、翻訳者だけでなく、英語学習者にとっても非常に役立つ情報が満載でした。
例えば、
- 翻訳のコツ:直訳を避けるための工夫や、英文構造の解析方法
- 日本語表現の深掘り:原文のニュアンスを活かした自然な日本語表現
- 翻訳業界の最新情報:翻訳者に求められるスキルやトレンド
翻訳の仕事を目指していなくても、アメリアの情報は英語学習者にとって貴重なヒントの宝庫です。私自身、当時は翻訳を仕事にするかどうか迷っていましたが、「英語をより深く理解するための学び」を得られると確信していました。


翻訳者ネットワーク「アメリア」


フェローアカデミー通学経験から思う、おすすめできる人とできない人


フェローアカデミーが向いている人
翻訳の仕事に興味がある人
英語をより深く理解したい人
英語力だけでなく、日本語力も向上させたい人
フェローアカデミーが向いていない人
英会話スキルを向上させたい人(翻訳は文章を扱うため)
短期間で英語力を飛躍的に伸ばしたい人(翻訳学習には時間がかかる)
まとめ:フェローアカデミーは翻訳と英語学習の可能性を広げる場所
私が通っていた頃のフェローアカデミーは、昔ながらの雰囲気でしたが、現在は学習環境も整い、より快適に学べるようになっているようです。翻訳業を目指す方はもちろん、英語を深く理解したい方にもおすすめできる学校です。
翻訳者ネットワーク「アメリア」は、翻訳者向けのサービスとして知られていますが、英語学習者にとっても非常に有益な情報源です。翻訳に興味のある方はもちろん、英語学習を継続している方も、ぜひ一度チェックしてみてください。




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