【ゼロからの文法②】「in」「on」「at」の違いを徹底解説!

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英語を勉強しようと思ったとき、「文法が難しそう…」「ルールが多すぎて覚えられない…」と感じたことはありませんか?

でも実は、文法は、一つひとつのポイントをシンプルに理解すれば、スムーズに身につけられます。

【ゼロからの文法】シリーズでは、英語初心者の方でも無理なく学べるように、文法の重要ポイントをわかりやすく解説していきます。ルールを丸暗記するのではなく、 「感覚」や「イメージ」 なども使いながら自然に理解できる方法を紹介していきたいと思います!

このシリーズを読みながら、一緒に英語の基礎をしっかり固めていきましょう!

前回の記事はこちらから▼

目次

「in」「on」「at」の違いを徹底解説!

英語の前置詞「in」「on」「at」は、日常会話や文章で頻繁に登場します。

でも、「この場合、どれを使えばいいの?」「何が違うの?」と迷ってしまうことはありませんか?

これら3つの前置詞は場所時間を表すときに使う基本的な言葉ですが、実はそれぞれ明確なルールイメージがあります。

この記事では、英語初心者でも簡単に理解できるように、「in」「on」「at」の違いを徹底的に解説します。

使い方のポイントや具体的な例文、イメージのコツまでお届けするので、これを読めばもう迷わずに使い分けられるようになるはず!

さっそく見ていきましょう!

「in」「on」「at」の基本イメージを押さえよう

まず、前置詞を理解する鍵は「イメージ」です。それぞれの前置詞が持つ基本的な感覚をつかむと、自然に使い分けられるようになります。

in: 「中にある」というイメージ。空間や範囲の「内部」を表します。

on: 「上に接している」というイメージ。表面や特定の位置に「接触」している状態です。

at: 「特定の点」というイメージ。ピンポイントの場所や時間を指します。

このイメージを頭に入れておくと、場所や時間での使い分けがぐっと楽になります。

それでは、具体的に「場所」と「時間」の2つの観点から違いを見ていきましょう!

場所を表すときの「in」「on」「at」

場所を表すとき、「in」「on」「at」は「れくらい具体的な位置か」によって使い分けられます。空間の大きさや視点の違いがポイントです。

前置詞使い方のポイント例文
in大きな空間やエリアの「内部」に位置する場合。
「中に入っている」イメージ
I am in the park.(私は公園の中にいる)
She lives in Tokyo.(彼女は東京に住んでいる)
on物の表面や特定のライン上に位置する場合。
「上に接している」イメージ
The book is on the table.(本は机の上にある)
The picture is on the wall.(絵は壁にある)
at特定の地点やピンポイントの場所を指す場合。
「点」を意識
He is at the station.(彼は駅にいる)
We met at the café.(カフェで会った)

使い分けのコツ

  • 「in」は大きな空間: 国、都市、部屋など「囲まれたエリア」をイメージしてください。例えば、「in Japan」「in the room」など。
  • 「on」は接触: 表面や線に「くっついている」感覚です。「on the floor」「on the street」など。
  • 「at」は点: 具体的な1つの場所をピンポイントで示します。「at the door」「at school」など。

具体例で比較

  • I am in the house.(家の中にいる)→ 家全体の「内部」。
  • I am on the roof.(屋根の上にいる)→ 屋根の「表面」。
  • I am at the gate.(門のところにいる)→ 門という「特定の点」。

このように、視点の広さや具体性が変わると使う前置詞も変わります。

時間を表すときの「in」「on」「at」

時間でも「in」「on」「at」は使われますが、ここでは「時間の長さや具体性」が使い分けの鍵になります。

前置詞使い方のポイント例文
in長い期間や漠然とした時間。
「その期間の中」というイメージ
I’ll see you in the morning.(朝に会おう)
It happened in 2020.(2020年に起きた)
on特定の1日や日付。
「その日に決まっている」イメージ
We have a meeting on Monday.(月曜日に会議がある)
My birthday is on July 15th.(誕生日は7月15日だ)
at特定の時刻や短い時間。
「その時点」というピンポイントのイメージ
Let’s meet at 5 PM.(5時に会おう)
The party starts at midnight.(パーティーは深夜に始まる)

使い分けのコツ

  • 「in」は長い時間: 月、年、季節、午前・午後など「幅のある時間」に使います。「in December」「in the afternoon」など。
  • 「on」は1日単位: 曜日や具体的な日付に限定されます。「on Friday」「on Christmas Day」など。
  • 「at」は瞬間: 時計の時刻や特定の短いタイミング。「at noon」「at 10:30」など。

具体例で比較

  • I’ll call you in the evening.(夕方に電話する)→ 夕方という「期間」。
  • I’ll call you on Saturday.(土曜日に電話する)→ 土曜日という「1日」。
  • I’ll call you at 8 PM.(8時に電話する)→ 8時という「特定の時刻」。

時間の「大きさ」を意識すると、自然に選べるようになります!

注意すべき例外や特殊な使い方

基本ルールを押さえたら、次は例外や特殊なケースも知っておきましょう。

英語では慣用表現も多いので、少しずつ慣れていくのがおすすめです。

「in」の柔軟性:

「in bed」「in the car」など、乗り物や特定の状況でも「in」が使われます。

「中に入っている」感覚が強いですね。

「on」の広がり:

「on TV」「on the phone」など、メディアや通信手段にも使われます。

「表面」や「接触」の感覚が応用されています。

「at」の意外な使い方:

「at school」「at work」「at home」など、場所を表すのに「at」が使われる場合があります。

これは「その場所での活動」を意識しているためで、「点」としてのイメージが働いています。

これらは「例外」と感じるかもしれませんが、イメージをベースに考えると納得できるものが多いんじゃないかなと思います。

「in」「on」「at」をマスターする練習法

ルールを覚えたら、後は実践あるのみ!以下の方法で、日常に取り入れてみてください。

  1. 身の回りで使ってみる: 「The cup is on the table」「I’m in the kitchen」など、簡単な文を作ってみましょう。
  2. スケジュールで確認: 「I have a class on Tuesday at 3 PM」など、自分の予定を英語で表現してみてください。
  3. イメージを声に出す: 「inは中、onは上、atは点」と呟きながら使うと、感覚が身につきます。

「あ、これだ!」と直感的に選べるようになるまでひたすら練習です!

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「in」「on」「at」を使い分けて英語をもっと自然に!

「in」「on」「at」は英語の基礎でありながら、使いこなせれば会話やライティングがぐっと自然になります。ポイントは以下の3つ:

  • in: 空間や時間の「中」。
  • on: 表面や特定の1日。
  • at: ピンポイントの場所や時刻。

この記事を参考に、イメージを意識しながら少しずつ使ってみてください。英語初心者でも大丈夫!「【ゼロからの文法】シリーズ」で一緒にステップアップしていきましょう。次回もお楽しみに!

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