【実体験】通訳学校で落ちこぼれ!私が這い上がれた3つの方法

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目次

私は通訳学校の落ちこぼれ

今でこそ英語学習のブログを書いてますが、私は通訳学校では落ちこぼれでした。

通訳学校に入学すれば、努力次第で誰でも通訳になれる——そう思っていました。
でも、そんなに甘くはありませんでした。
周りのレベルについていけず、何度も心が折れそうになりながら、それでも続けました。

自分が通訳学校の落ちこぼれだったからこそ、今も色々な事を頑張れると思っています。
今回は、私が経験した3つの挫折と、そこから学んだことをお話しします。
これから通訳を目指す人や、勉強についていけず悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。

私が通訳の基礎を学んだのは、ISS(International Studies Institute)という通訳学校でした。厳しいながらも、質の高い授業と熱心な先生方のおかげで、今の私があります。もし本気で通訳を目指したいという方がいらっしゃいましたら、ISSで学んでみることをおすすめします。

🔗 ISS(International Studies Institute)公式サイト

通訳学校の落ちこぼれ確定!周りがすごすぎて、最初から挫折

通訳学校の初日、私が落ちこぼれなのかも、と思ったのはクラスメイトの自己紹介を聞いた瞬間でした。

  • 元英語教師:「教育現場で英語を教えていました」
  • 帰国子女:「幼少期をアメリカで過ごしました」
  • フリーランス通訳:「すでに仕事をしていますが、スキルアップのために来ました」
  • 外務省キャリア:「仕事で英語を使うのですが、各国のVIPとの会話などをより円滑にしたくて来ました。」

一方、私はワーホリ帰りの英語学習者
「英語に自信がついてきた!」と思っていたのに、彼らの英語を聞いたら自信が一瞬で吹き飛びました。

初日の授業で先生が「では、このニュースを訳してみましょう」と言い、クラスメイトが次々と流暢な通訳を披露。
私の番が回ってきたとき、頭の中は真っ白でした。

「えっと……その……」
沈黙。

先生が優しくフォローしてくれましたが、クラスメイトの視線が痛かったです。
私、場違いなのでは?」と本気で思いました。

周りが優秀すぎて、完全に自信をなくしてしまった瞬間でした…

▶ 学んだこと:比べるべきは昨日の自分

レベルの高い環境にいると、自分が劣っているように感じるものです。
でも、比較すべきはクラスメイトではなく、昨日の自分でした。

それからは、他人と比べて落ち込むのではなく、毎日1つでもできることを増やすことを意識しました。
「今日は1つ新しい単語を覚えた」「昨日より少しスムーズに訳せた」
そんな小さな成長を積み重ねることで、少しずつ前に進めるようになりました。


訳せない、ついていけない、泣きたくなる

通訳の授業は、まさにスパルタでした。

先生がニュースやスピーチを流し、「さあ、訳して」と指示。
クラスメイトは次々とスムーズに訳していくのに、私は単語が出てこない。

「えっと……」
時間だけが過ぎ、先生の「次の人!」の声で交代。

こんなことが何度も続き、自分の無力さを痛感しました
悔しくて、帰り道に泣いたこともあります。

授業についていけず、自分の無力さに打ちのめされる日々でした…

でも、ある日先生に言われた言葉が、私の意識を変えました。

訳そうとしなくていい、とにかく何か言いなさい

その日から、私は「完璧な訳をしようとしない」練習を始めました。

例えば、

  • 「単語だけでもいいから言う」
  • 「ざっくりした意味を伝える」
  • 「前半が分からなくても、後半だけでも訳す」

すると、不思議なことに少しずつ言葉が出てくるようになりました。

▶ 学んだこと:沈黙よりも、とにかく言葉を出す

通訳は、完璧を求めすぎると、逆に何も言えなくなる仕事です。
大事なのは、「少しでもいいから言葉を出すこと」。

単語レベルでもOK。
不完全でもOK。

そう思えるようになってから、少しずつ自信がついてきました。

通訳学校に入ったときはかなり勉強しましたが、働きながらだと大変ですよね。私はこの本を読んで自らの生活をガラッと変えて、朝早起きをして勉強するようにしましたが、これがとてもよかったのでいろんな人におすすめしています。もし興味があれば読んでみてください!

こちらの記事で詳しく書いています▼


本番でパニック! 頭が真っ白に

通訳学校の最終試験では、実際の通訳ブースで本番さながらの試験を受けました。

練習ではある程度できていたのに、本番のマイクの前に立った途端、心臓がバクバク。
音声が流れ始めた瞬間、頭の中が真っ白になりました。

「えっ、何を言ってたっけ?」
焦れば焦るほど、訳せなくなる。
気づけば、無言のまま試験終了。

本番で頭が真っ白になり、何も言えなくなってしまった時の絶望感は、今でも忘れられません…

試験後、「やっぱり私は通訳に向いてない」と落ち込みました。

でも、その後のフィードバックで先生にこう言われました。

みんな緊張する。緊張したときの対策を考えるのもプロの仕事

私は、それまで「緊張しないようにしなきゃ」と思っていました。
でも、それは無理。

緊張はするものだから、どうやって対処するかが大事だと気づきました。

そこで、本番前にできることを試しました。

  • 深呼吸をする(呼吸を整えると、頭もクリアになる)
  • 最初の一言だけ決めておく(とりあえず口に出せば、続けられる)
  • 話の要点を3つにまとめる(情報を整理しやすくする)

すると、次の発表のときは、最初ほどのパニックにはならずに済みました。

▶ 学んだこと:緊張をコントロールする方法を持つ

通訳の現場では、緊張して当然。
でも、その緊張とどう向き合うかが大事だと学びました。

試験で失敗した経験があったからこそ、本番でも落ち着いて話すコツを身につけることができました。

通訳学校の落ちこぼれでも、成長できる

私は、通訳学校でトップの成績を取れたわけではありません。
むしろ、ずっと落ちこぼれでした。

でも、そんな私でも、続けることで少しずつ上達し、最終的には通訳の仕事ができるようになりました。

もし今、「私には無理かも」と思っている人がいたら、伝えたいです。

最初はできなくて当たり前。大事なのは、そこからどう学ぶか。

落ちこぼれでも、諦めなければ成長できます。
私の経験が、誰かの励みになれば嬉しいです。

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