【やる気UP①】やる気の正体とは?どこから生まれる?

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*この記事はプロモーションを含みます

「やる気が出ない…」 そんな悩みを抱えたことはありませんか?

以前、「やる気」に頼っているようじゃダメ、やる気がなくても「ただ、やる」の習慣をつけましょう、という記事を書きました。

私は↑で紹介した記事の内容が全てだとは思うのですが、とはいっても、

「勉強や仕事、運動など、何かをやらなければいけないのにやる気が湧かない。 逆に、なぜかものすごく集中して取り組めるときもある。」

ということは往々にしてあると思います。

ということで「やる気」をテーマに色々書いていこうと思います。

第一回目の今日は、「やる気」とは一体何なのか、?どこから生まれるのか?といった、やる気の正体について掘り下げていこうと思います。

目次

そもそも「やる気」ってなにもの?

まずは脳科学的な観点から見てみます。

やる気は、脳の神経伝達物質「ドーパミン」と密接に関係しているそうです。 ドーパミンは、報酬や快楽を感じるときに分泌される物質で、「やる気の源」とも言われるらしいです。
美味しいものを食べたときやゲームで勝ったときに感じる「嬉しい!」「楽しい!」という気持ち・・・これらは、脳内でドーパミンが分泌された結果によるもの、とのことです。

このドーパミンとやる気の関係、以外と単純ではなく、調べてみると結構興味深いです。一例をあげるとこんな感じ。

  • 目標を設定する(「これをやったらいいことがある!」)→ 少量のドーパミンが出る
  • 小さな行動を起こす(「ちょっとやってみよう」)
  • 行動を続けることでドーパミンが増え、やる気が強化される(「楽しくなってきた!」)

ここでは①と③でドーパミンが出る、という例をあげましたが、これは人や対象の行動によって違うんだと考えています。ここで大事なのは、

  • 「その行動で報酬を得られそうか」・・・予測した報酬
  • 「その行動で報酬を得られた」・・・実際に得られた報酬

の2種類によってドーパミンが分泌される、ということ。

つまり、やる気を出したければまず大事なのは、報酬を得られる目標を明確にイメージすること、と言えるのではないでしょうか。

これができれば、行動を起こす前(予測)でも、行動を起こした後(実際)でも、どちらでもドーパミンが分泌され、さらにやる気が出て次の挑戦をする、という良い繰り返し行動ができるようになるはずです。

やる気を引き出す2種類のモチベーション

皆さんは「自己決定理論」という考え方をご存じでしょうか?コーチングなどに興味がある方は知っているかもしれませんが、私はこの記事を書くために調べるまでは知りませんでした。

自己決定理論とは、自己決定の度合いがモチベーションや成果に影響するという理論

自己決定理論とは?重要な3欲求や内発的動機づけまでの段階を解説|Musubuライブラリ

ここでは、2種類のモチベーションの考え方の違いについて紹介していきます。

1. 内発的動機(Intrinsic Motivation)

これは、「自分が楽しいからやる」「興味があるから続ける」といった、内側から湧き出るやる気のこと。 例えば、

  • 趣味のゲームやスポーツを楽しんで続ける
  • 読書が好きで夢中になってしまう

これは、報酬を求めなくても続けられる、最も強いモチベーションです。

2. 外発的動機(Extrinsic Motivation)

これは、「報酬があるからやる」「評価されたいから頑張る」といった、外部からの刺激によるやる気のこと。 例えば、

  • 試験に合格したらご褒美をもらえる
  • 仕事で成果を出せば昇進できる

外発的動機も有効ですが、報酬がなくなるとやる気が続かなくなることがあります。

自分のやることを自分で決めることとやる気の関係

この自己決定理論では、上記の「内発的動機」がある段階こそがやる気に満ち溢れているとされていて、自己決定の度合いが高い場合こそが内発的動機が生まれる段階なのだとしています。

つまり、「自分のやることを自分で決めること」により、やる気が上がるということになります。

私の経験談:やる気に頼らず続けた英語学習

私はかつて、英語学習を続けるのに苦労していました。最初のうちは「やる気が出ない」と悩み、勉強が進まないこともありました。しかし、ある時「やる気を待つのではなく、習慣にしてしまえばいいのでは?」と考え、システム化することに。

例えば、

  • 朝起きたら10分間英語のニュースを聞く
  • 通勤時間は英単語アプリを開く
  • 寝る前に必ず1つ英作文を書く

これを「やる気がある・ない」に関係なく続けていくと、自然と習慣になり、やる気を意識することなく学習が進むようになりました。

これを上記で調査した結果に照らし合わせてみると、

1, 報酬を得られる目標を明確にイメージする

  • 英語ができるようになること
  • 来週の英単語テスト(通訳学校のときなど)で満点を取ること
  • 英語が話せてかっこいいと周りの人に思われること
  • 仕事で英語を使ってグローバルで働き、お金を稼ぐこと
  • 外国の友達と話すときに対等に話せるようになること

2. 自分のやることを自分で決めること

  • オーストラリアに留学しよう!
  • フィリピンの英語アカデミーのスパルタコースに入学しよう!
  • TOEICで900点取ろう!
  • 通訳になろう!

今思えば、意識的ではないにしろどちらも自然にやっていたようです。

この状態であったからこそ、あとは「ただ、やる」のみでなんとかなったんだと思います!

やる気は「出す」のではなく「生まれる」

色々なメカニズムを学んだところではありますが、そう簡単にやる気が出せるわけではありませんよね。自然に生まれる仕組みを作るにはどうしたらいいかを考えてみましょう。

1. 小さな目標を設定する

大きすぎる目標はやる気を削ぐことがあると思います。 「英語をペラペラになりたい」よりも、「今日は単語を10個覚える」といった小さな目標を作る方が効果的です。なるべく小さな目標を細かく設定しましょう。

2. まず5分だけやってみる

「やる気が出たらやる」ではなく、「5分だけでも始める」と、脳が自然とドーパミンを分泌し始めます。

3. 成功体験を積み重ねる

達成感が得られると、それが報酬となりまたドーパミンを分泌し、やる気が持続しやすくなります。

4. ルーチン化する

決まった時間に決まった行動を繰り返すと、やる気に関係なく続けられるようになります。

5. 環境を整える

やる気が出やすい環境を作ることも重要です。 例えば、勉強しやすい机を整えたり、スマホを手の届かないところに置いたりするだけでも効果があります。

まとめ

やる気は、ただ待っていても出てくるものではなく、行動することで生まれるものです。

  • 報酬を得られる目標を明確にイメージする
  • 自分のやることを自分で決めること
  • 小さな目標設定と行動の積み重ね

「やる気が出ない…」と感じたときは、まず↑の3点を意識して、イメージするところから始めてみてください!
やる気が後からついてくるはずです。

これで英語学習を楽しんで効率的に上達しましょう!

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