英語学習の壁を突破する新しい相棒、NotebookLM
巷で人気のNotebookLM、皆さんは英語学習に使えるってご存じでしょうか?
「英語を勉強しているのに、なかなか上達しない…」そんな悩みを抱えていませんか?
そもそも忙しい毎日の中で勉強時間を確保するのは大変ですよね。いざ始めても、教材が多すぎて何から手をつければいいのか迷う。せっかく覚えた単語もすぐ忘れる。リスニングやスピーキングとなるとさらにハードルが高い――。
そんな英語学習の壁を乗り越えるための新しい相棒が 「NotebookLM」 です。
NotebookLMってなに?
NotebookLMはGoogleが開発したAI搭載のノートツール。英語学習を効率的に楽しくしてくれます。単語の暗記や英文整理、学習プランの管理まで、あなたの勉強を一元化してくれますよ。例えば、難解な英語記事をアップロードすれば、AIが要点をまとめたり、質問に答えたりしてくれるので、学習効率が格段にアップ。
「でも、新しいツールって使いこなせるかな…?」
そんな心配は無用です。NotebookLMはとってもシンプル。紙のノートに慣れた人でも直感的に使え。この記事では、その基本機能から、日本人にぴったりの活用法まで わかりやすく解説 します。初心者から上級者まで、自分に合った学習スタイルがきっと見つかるはず。
NotebookLMを味方につけて、英語学習を次のレベルへ引き上げましょう!
ChatGPTを使って英語学習するという記事も書いたので、こちらも読んでみて!

NotebookLMの使い方:初心者向けスタートガイド
NotebookLMが英語学習に役立つと聞いても、「どうやって始めたらいいの?」と不安に感じる初心者の方、多いですよね。でも大丈夫!NotebookLMはシンプルで使いやすいツールなので、英語に自信がなくても簡単に始められます。
このセクションでは、初期設定から初めてのノート作りまでをステップごとに具体的に解説します。日本人の英語学習者がつまずきやすいポイントも押さえつつ、すぐに試せるガイドをお届け。NotebookLMで英語を学ぶ第一歩を踏み出しましょう!
初期設定
まずはNotebookLMを使う準備から。
英語学習を始めるのに難しい設定は不要で、誰でも数分でスタートできます。手順はこんな感じです。
1. Googleアカウントでアクセス NotebookLMはGoogleのサービスなので、公式サイトにアクセスします。既存のGoogleアカウント(Gmailなど)があればOK。
2. 初回ログイン
最初なこのようなポップアップ画面が出ることがありますが、「OK」をクリックすれば大丈夫です。要は、「プライバシーには気を使ってますよ!」ということですね。

画面赤枠の「ノートブックを新規作成」をクリックすればすぐに使用可能!

この後すぐにデータのアップロード画面が出てきますので、ここからすぐに使用ができます。余計な登録作業なんかもないから簡単ですよね!

そもそもGoogleアカウントを持っていない人は登録しないといけないので、そこは頑張ってやってもらえたらと思います!
初めてのノート作成実践
準備ができたら、さっそくNotebookLMで英語のノートを作ってみましょう。ここでは、初心者でも扱いやすい「簡単な英文」を使った実践例を紹介します。イメージしやすいように、具体的なステップで進めますね。
ステップ1:英文をアップロード
まずは短い英文を用意。例えば、「This is a book」のような短い例文をテキストファイルかPDFで用意して、NotebookLMにアップロードします。今回は、先ほどのステップの次の画面で、「コピーしたテキスト」でそのまま文章を入れてみます。PDFなどのファイルがあるならそのままドラッグ&ドロップでアップロードできます。
テキストを入れたら「挿入」ボタンを押すとデータが取り込まれます。


ステップ2:AIに質問してみる


データを取り込んだら、自動的にメイン画面に移ります。縦に3分割されており、以下のようになっています。
左画面:
ソースデータの画面です。ここに取り込まれたデータが入っています。
中画面:
チャット画面です。ここに質問や要望を入れるとAIが処理してくれます。
右画面:
スタジオ・メモ画面です。ここで音声の生成をしたり、メモを残したりすることができます。
早速使ってみましょう。中画面のチャット欄に、「この中から重要な英単語を10個ピックアップして」と入力してみました。以下がその解答です。


下記が回答本文です。
この中から重要な英単語を10個ピックアップします。
- I ():「私は」という意味で、自己紹介や自分の行動を説明する際に最も基本的な主語です。
- you ():「あなたは」という意味で、相手に話しかける際に不可欠な代名詞です。
- he/she/it/they/we ():これらはそれぞれ「彼/彼女/それ/彼ら/私たち」を意味する人称代名詞であり、誰または何について話しているのかを特定するために非常に重要です。これらの代名詞は、文の主語として頻繁に登場します。
- is/am/are ():「〜です」という意味のbe動詞は、名詞や形容詞と結びついて状態や存在を表す基本的な動詞です。「I am」、「She is」、「They are」のように、主語によって形が変わる点も重要です。
- have/has ():「持っている」という意味の動詞で、所有や義務などを表す際に使われます。「I have」、「She has」、「We have to」のように、主語によって形が変わります。
- can ():「〜できる」という意味の助動詞で、能力や可能性を表すために非常に頻繁に使用されます。「I can swim」、「She can dance」のように、他の動詞と組み合わせて使われます。
- like ():「〜が好き」という意味の動詞で、好みや感情を表現する基本的な語彙です。「He likes to play soccer」、「I like coffee」のように使われます。
- go ():「行く」という意味の基本的な移動動詞です。「I go to school」、「We go to the beach」のように、場所を示す語句と組み合わせて使われます。
- want ():「〜したい」という意味の動詞で、欲求や希望を表す際に不可欠です。「I want to go home」、「They want to learn English」のように使われます。
- to ():これは不定詞や前置詞として多くの文に現れます。「to play soccer」、「to school」、「to bed」など、文の要素を結びつけたり、動詞の目的を示したりする上で重要な役割を果たします。
これらの単語は、ソースに頻繁に登場し、基本的な文構造や意味を理解する上で非常に重要であると言えます。
これは例なのですごーく簡単な例文でやりましたが、このすごさがわかりますでしょうか?
知りたい単語や表現が手に取るように理解できます!
ステップ3:ノートにメモを追加
チャット欄の回答の下にある「メモを追加」をおすだけで右側にメモがすぐ転記されます。これで、自分だけの英語学習ノートが完成。次に見返すときも、このメモが役立ちます。
例えば、無料の英語ニュースサイトから短い記事を取り込んで、「要点を教えて」と聞いてみるのもおすすめ。NotebookLMがサクッとまとめてくれるので、初心者でも「読めた!」という達成感が味わえますよ。
失敗しないためのコツ
NotebookLMは初心者に優しいツールですが、最初はつまずくことも。そこで、日本人がハマりがちな失敗と、その対策を押さえておきましょう。
- いきなり難しい英文ばかりを入れる 「たくさん学ぼう!」と長文で難しい単語ばかりの情報をアップロードすると、AIの回答も難しくなりがち。初歩が分からないうちは情報が多すぎると混乱します。対策は「小さく始める」こと。まずはちょっとずつ、慣れていきましょう。
- 英語での質問にこだわりすぎる 「完璧な英語で聞かなきゃ」と緊張する必要はありません。例えば、「意味を教えて」でもAIは理解してくれることが多いです。
- 毎日少しずつ触る NotebookLMの使い方に慣れるには、毎日5分でもいいので触ってみること。例えば、通勤中に1文アップロードして質問する習慣をつけると、自然と操作が身につきます。英語学習も少しずつ進むので一石二鳥です。
失敗を恐れず、気軽に試してみてください。NotebookLMは初心者でも扱いやすい設計なので、「ちょっとやってみようかな」で十分。英語への苦手意識が減っていくのを感じられるはずです。
日本人向け!NotebookLM活用法5選【2025年3月最新】
NotebookLMの基本が分かったところで、「実際どうやって英語学習に活かすの?」という疑問に答えるときがきました。日本人の英語学習には特有の課題があるからこそ、NotebookLMの機能をフル活用すれば、効率も楽しさもアップします。ここでは、日本人に特におすすめの活用法を5つ厳選。初心者から上級者まで使えるアイデアを、具体的なステップや例とともに紹介します。さあ、NotebookLMで英語力をぐんと伸ばす方法、チェックしていきましょう!
英文リーディングを効率化
日本人の英語学習でよくある悩み、「長文が読めない」「時間がかかりすぎる」を解消するなら、NotebookLMが大活躍。英文リーディングを効率化する使い方はこうです。
- ステップ1:英文をアップロード
無料の英語ニュースサイト(BBCやCNN)から記事をPDFで保存し、NotebookLMに取り込みます。例えば、「環境問題」に関する短めの記事を選んでみましょう。 - ステップ2:AIに要約を依頼
「この記事を要約して」と入力。すると、「この記事は気候変動の影響と対策について述べている」と要点を教えてくれます。 - ステップ3:質問で深掘り
「主な解決策はどのようなものがありますか?」と聞けば、具体的な解決策をリストアップ。ノートにメモして復習用に保存します。
実践例: TOEICの長文問題をアップロードして、「この段落のポイントは?」と聞くと、ポイントを明確に説明してくれます。これを参考にして解いていくことで自分でもこのポイントが分かってくるので、劇的なスコアアップが狙えます!
単語力を爆上げするテクニック
単語を覚えるのが苦手な日本人学習者に朗報!NotebookLMなら、単語学習が楽しく効率的になります。
- ステップ1:単語リストを作成
覚えたい単語(例: “hope”, “effort”)をノートに書き出します。TOEIC頻出単語リストを参考にしても◎。 - ステップ2:AIに例文を依頼
「 ‘hope’を使って例文を5個作成して」と入力。すると、「I hope it doesn’t rain today」など自然な例文が出てきます。 - ステップ3:クイズで定着
「Quiz me on these words」と頼めば、AIが「’Hope’の意味は?」と聞いてくれるので、ゲーム感覚で覚えられます。
実践例: 英検の頻出単語などを入れて、ぜひやってみてください!ノートにまとまるから、後で見直して記憶が定着するはず。英語のボキャブラリーがぐんぐん増えますよ。
リスニング力アップの裏ワザ
「英語が聞き取れない!」という日本人の悩みに、NotebookLMでアプローチ。リスニング力を上げる裏ワザを試してみましょう。
- ステップ1:スクリプトを準備
英語ポッドキャスト(例: “6 Minute English”)のスクリプトをPDFでアップロード。 - ステップ2:AIで分析
聞き取れなかった部分をコピペして、「どういう意味?」と質問。意味や発音のポイントを教えてくれます。 - ステップ3:ノートで整理
難しいフレーズや単語をノートにメモして、シャドーイング用に保存。
実践例: TEDトークのスクリプトを入れて練習、Voice of America、NHKニュースなどなど。英語の音声題材とスクリプトがあれば何でも試せます!英語の音に慣れるスピードが上がります。
スピーキング練習のサポート
スピーキングが苦手な日本人でも、NotebookLMで独学練習が可能です。会話力を伸ばす方法はこちら。
- ステップ1:フレーズ対話集を作る
日常会話で使いたいフレーズをノートにまとめます。この時、あなた(話者)とAI(質問者)の構図になるように、対話集にするのがコツ!質問が思いつかなければ、フレーズだけを入れて、「この分を答えるための質問の文章を書いて」などとAIに聞いてみればすぐに出てきますよ。 - ステップ2:AIと模擬対話
「リストの中からランダムに質問して」と入力。AIが質問してくれるので、それに対してひたすら回答。対話の流れをシミュレーションします。 - ステップ3:練習と記録
自分で声に出して練習し、ノートに上達ポイントを記録。
実践例: この方法はいわゆるケーススタディ。実践的に英語を学べるはずです。英語での自己表現が楽しくなります。
NotebookLMの落とし穴とその対策
これまでの内容でNotebookLMが英語学習に革命をもたらすツールだと分かっても、完璧なツールなんてありません。NotebookLMにも限界や使いづらい点があります。特に日本人の英語学習者にとっては、ちょっとした落とし穴にハマる可能性も。ここでは、NotebookLMの弱点と、日本人がつまずきやすいポイントを整理。それを乗り越える対策も紹介します。これを知っておけば、安心してNotebookLMを使いこなせるはずです。
使えないシーンと限界
NotebookLMは素晴らしいツールですが、万能ではありません。英語学習で使えないシーンを知っておくと、無駄な期待をせずに済みます。
- 音声入力ができない: 2025年3月現在、NotebookLMは音声ファイルを直接アップロードしたり、マイクで話しかけたりする機能がありません。YouTubeのURLを登録することでスクリプトを読んだりすることはできますが、全てのリスニング教材の音声を扱えるわけではありません。スクリプトを別途用意する必要があります。
- オフラインでは使えない: インターネット接続が必須なので、電波の悪い場所や飛行機の中では使えません。通勤途中で使うなら、Wi-Fiやデータ通信を確保しておくことが大事。
NotebookLMの強みを活かすには、読解やノート整理に重点を置くのが賢明です。
日本人がハマりがちな失敗
日本人の英語学習者がNotebookLMを使うとき、特有の失敗パターンがあります。事前に知っておけば、回避も簡単です。
- AIに頼りすぎる: 「全部AIが教えてくれるはず」と過信すると、逆に学習が浅くなることも。例えば、単語の意味を聞くだけで自分で調べないと、記憶に残りにくいです。
- 整理しすぎて疲れる: 日本人の几帳面さが裏目に出て、ノートを完璧に整えようとしすぎる場合も。時間がかかりすぎて英語学習が進まないなんて本末転倒ですよね。
こうした失敗は、NotebookLMの使い始めにありがちな気がします。少し気楽に取り組むくらいのマインドが大事。
快適に使うための設定術
NotebookLMを快適に使いこなすには、ちょっとした工夫が効きます。日本人学習者に役立つ対策をまとめました。
- AIとのバランス: AIに質問するだけでなく、自分でノートに書き写す時間を確保。例えば、「’Hope’の意味」を聞いたら、自分で例文を1つ作ってノートに追加すると定着度がアップ。
- ノート整理のコツ: 完璧主義を捨てて、シンプルに。「単語」「リーディング」「プラン」など大まかなカテゴリーで分けるだけでも十分。忙しい20代~40代なら、5分で終わるルールを作るのもおすすめ。
- 質問の工夫: AIの回答精度を上げるには、具体的かつ短めに聞くのがコツ。「What is this article about?」より「What is the main idea of paragraph 1?」の方が明確な答えが返ってきます。
これらを実践すれば、NotebookLMの弱点を補いながら、英語学習をスムーズに進められます。
NotebookLMで英語学習を革命しよう
ここまで、NotebookLMが日本人の英語学習にどう役立つか、その魅力や使い方まで見てきました。英語を学びたいけど時間がない、思うように上達しない…そんな悩みを抱える方にとって、NotebookLMはまさに「革命的な相棒」と言えるツールです。文法や読解に強い日本人の学習スタイルに寄り添いながら、AIの力を借りて効率よくスキルアップできる。その可能性に、あなたもワクワクしてきたのではないでしょうか?
さあ、NotebookLMで英語学習を次のレベルに引き上げる第一歩を踏み出してみませんか?今すぐ無料で試して、自分に合うかどうか確かめてみるのがおすすめ。使い方の具体的なテクニックは、この後のHowto記事でさらに詳しくお届けする予定です。英語学習を革命するチャンスを、ぜひ掴んでくださいね!